2008年10月30日木曜日

クロコが奏でるさりげないプレステージ

NILE’S NILE 11月号(No. 142 November 2008)でFENNIXが紹介されました。

クロコが奏でるさりげないプレステージ
クロコを贅沢に、さりげなく普段使いする。それが「アーリープロジェクツ」が提案するスニーカーのプレステージ。
 
クロコの美しさは斑で決まる。その一つ一つに表情があり、宝飾のような艶やかさが我々の目を奪う。だからこそ、一級品のクロコアイテムを一点、さりげなく身に付け、プレステージを演出したい。
そのようなアイテムとして、お勧めしたいのがイタリアのシューメーカー「アーリープロジェクツ」が提案するクロコスニーカー「フェニックス」。NYのセレブリティを夢中にさせているという逸品である。
先端に、さりげなく、それでいて贅沢に使用されているクロコ。均等に配された斑の美しさは言葉にならない。それもそのはず、アーリープロジェクツ社はワニ革の供給メーカーとして、イタリアを中心に高級ブランドに最高級のワニ革を提供してきた実績があり、その強みを生かして、創業以来の夢であった靴創りに乗り出したのが1990年代の半ばのこと。自社で仕入れたワニ革のなかでも、上質なものを素材として使うことができるのである。
斑の美しさにかける情熱は、シンメトリーへのこだわりに伺える。ワニ革は部位によって、斑の形や大きさが違い、一匹から同じ斑模様を取り出すのが難しいため、フェニックスでは、二匹のワニ革から同じ部位を裁断して、それぞれの片足ずつに使用。ディテールへの飽くなきこだわりがあってこそ、リュクスなデザインが誕生する。ワニ革を知り尽くした職人とデザイナーだからこそ実現できる、ファンタジスタの技だ。
足元から、さりげなくプレステージを主張するクロコダイルスニーカーを普段使いする愉しみを味わいたい。

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