2010年2月10日水曜日

デニムにタイ


今日、一人で街を歩いていると前方からデニムパンツをはいてタイを締めた男性が歩いて来るのが目に入りました。
デニムにタイが特に珍しいスタイルという訳ではありませんが、なぜかとても嬉しくなりました。

カジュアルクロコを実践しようと心掛ける私は、外出の際は常にFENNIXを履きます。
ワニ革を使っているとは言えFENNIXはスニーカーですから、カジュアルに合わせることになり、結果として、パンツはデニム系が多くなってしまいます。
しかし、お客様先へお伺いする事やビジネスミーティングに参加する場合も多々あり、たとえカジュアルとは言え着崩し過ぎないように心がけています。
特に冬はたとえデニムを履いても、シャツにタイを締め、できる限りジャケットを羽織るようにしています。
そんな私でも、FENNIXの販売にかかわる以前は企業に勤める会社員として毎日必ず濃いめのスーツと黒の革靴で当たり前のように出勤していました。
多くの人たちにとってそれが普通であると感じる慣習から離れ、少し時が過ぎ、スーツがタンスの肥やしになってしまうと、以前とは違ったグループに属してしまったかのように感じる時もあり、デニムにタイを締めた人を見かけると、仲間を見つけたようでホッとします。
スーツほどかしこまらず、少しだけ着崩したお洒落を許された立場同士に共感するからでしょうか。

さて、ビジネスカジュアルで出かける場合、軽く着崩すことがポイントですが、崩し過ぎると見栄えしなくなってしまいます。
ただ崩したわけではないという歯止めをかけるには、どこかにこだわりの1点の存在が重要になります。
ラフだけど、この人の「ここは素敵だ」、「これはカッコいい」といった歯止めアイテムです。
例えば、気付くと実は最新タイプのメガネ、袖口から見え隠れする高価そうな腕時計、グラスにあたって音を立てたブランド物の指輪。
あり過ぎると嫌味ですが、崩した中に1点あるとその落差が男のお洒落を引立てます。
FENNIXもそんな存在感を持つアイテムとしてお役立ていただきたいと思っています。

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