2011年5月25日水曜日

ワニ革二つ折り財布



私ごとで恐縮ですが、財布を新調しました。



弊社では比較的によく使われるキプロスグリーンのワニ革で作った、二つ折りの財布です。



二つに折った状態では片面づつしか見ることができませんが、開いて見ると、一面を左右対称にセンター取りしたちょっと贅沢な取り都合になっています。



ワニ革で財布を作る場合、できるだけ綺麗な斑を有効に見せたいため、一般的には面積の広い長財布の方が好まれます。

私の場合、財布をポケットに入れることが多いので、長財布だと収まらず、二つ折り財布になりがちです。
ポーチやクラッチバッグを持ち、貴重品を中に入れるお洒落を時々考えますが、常に左右の手を自由にしておきたいという理由から、財布はパンツのポケットが定位置になっています。

普段、私はFENNIXを履きますので、デニムパンツに合わせることが多いのですが、せっかくのワニ革の財布も、デニムのポケットの中では揉みくちゃになりがちです。
また、夏の暑い日には汗でびっしょりになると、ポケットの中の財布も汗を吸い、変色したり、匂いが付いたりして、長く使うには適さなくなってしまいます。

カジュアルクロコをお勧めする立場として、高級なワニ革の靴やバッグを一張羅にして大事にしまい込むのではなく、普段使いするお洒落を楽しみましょうとご案内しています。
しかし、普段使いとは言え、ワニ革の財布が揉みくちゃになり、角も潰れた状態で、デニムパンツのポケットから出てきたら、カッコ良く見えるかどうかはちょっと分かりません。



私の名刺入れなどでもそうですが、特にマット系のワニ革をうまく使っていくとツヤが出て、味わいのある良い色になってきます。

カジュアルクロコは、決して高級素材を粗末に取扱い、汚れきたなくしていくというのが、本来本意ではありません。
良いものを長く使い込み、年季の入った風合いを放つようになると、それはそれでまたその商品の価値はより高まるというものです。



さて、話は戻り、お金やクレジットカードなどが入った財布を、どの様に綺麗に持ち歩こうかと悩むところです。

仕事では、書類や資料などはブリーフケースに入れていますが、ブリーフケースに常に財布を入れてどこにでも持って行くというのは少し不都合です。
 


一つの解決策として、ボディーバッグを持つという手があります。

月型ショルダーと言われるようなボディーバッグだとそんなに大きくなく、かさばらずに良いかも知れません。
ボディーバッグに貴重品を入れ、肩から掛ける、腰に巻くなどすると、手は自由でいられるものの、それが本当にお洒落になっているかどうかがまだよく分かりません。
体に付けて置くとまずそれが目立ちますし、遠目から見た体全体のシルエットが少し変わってきます。
どうしようか、しばらく悩もうと思います。

しかし、綺麗な色のワニ革を使ったボディーバッグも良いかも知れません。
例えば、鮮やかな色のマットクロコのボディーバッグから、グリーンの財布を出すのもなかなかお洒落ではないでしょうか。

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