ワニ革スリッポンとスニーカー、パターンオーダー会 その３

画像からお分かりいただけると思いますが、こちらのスニーカーにはワニ革をカモフラージュ色に染色したものが使われています。

弊社がワニ革カモフラージュのスニーカーを最初にお披露目したのは、昨年６月にフィレンツェで行われた見本市 PITTI IMMAGINE UOMO（ピッティ･イマジネ･ウォモ）でのことでした。
それから今日に至るまで、どこかで国内のお客様にもご案内させていただきたいと、アイデアはずっと温めていました。
しかし、この商品がどれだけ受け入れていただけるかというところが不明で、販売については少し慎重な姿勢でした。



昨年からミラノ辺りでもカモフラージュ自体は結構人気になっていました。
カモフラージュの生地でシャツやパンツを作ったり、樹脂や牛革にカモフラージュのプリントを施し、財布や小物にした商品はよく見かけました。
しかし、ワニ革にまでカモフラージュにするという発想は、世界広しと言えど、ワニ革を専業にする弊社のようなメーカーでなければ実現しなかったのではないかと思います。
もとからそれ自体で魅力のある高級素材を、更にカモフラージュに加工してしまうという贅沢なお話です。
相当レアな商品になってしまいますので、珍しいというだけで、それを欲しいと思ってくださるお客様がいなければ、ビジネスとしては成り立ちません。



3月12日から伊勢丹新宿店メンズ館地下１階にてワニ革スニーカーのパターンオーダー会が始まっています。
そのオーダー会に、イタリアから参加した弊社の代表者マルコ・ダーミがこのようなミドルカットを履いてきました。
いい年をしたイタリア人のオヤジが、ワニ革カモフラージュのスニーカーを履いていたのですから、多くのお客様の目にとまったのではないかと思います。
そして、オーダー会でそのミドルカットのスニーカーをご覧になったお客様のお声をお伺いすると、予想以上に評判が良かったことが分かりました。



先週から始まったワニ革スニーカーのオーダー会は来週の25日まで開催されており、本日から後半に差し掛かります。
突然のご案内で恐縮ですが、このオーダー会のこれからの１週間、カモフラージュのワニ革を使ったスニーカーのご注文も受け賜われるように準備いたしました。

型は、次の２型になります。


DAMI 2979 ローカット



DAMI 3389 ミドルカット




今のところ、ワニ革カモフラージュのスニーカーが定番化する予定はありません。
もしご希望のお客様がいらっしゃいましたら、ぜひこの機会をお見逃しのないようにお願いいたします。

ワニ革スニーカー、パターンオーダー会
日時： 3月12日(水)～25日(火)
場所： 伊勢丹新宿店メンズ館地下１階＝紳士靴